お知らせ

2018 / 12 / 21  12:46

アートフラワーについて

シンプルにいうとアートフラワー = 造花です。
生花をどうこうしたものではなく、ほぼ素材は布地です。紙だったり、プラスティックに近いようなもの、手触りが発砲スチロールっぽいものもあります。

紙・プラスティック・発砲スチロールが素材だったとしても、その素材により、よりリアルな質感を表現できる場合もあります。
あるいはよりアーティスティックな表現ができる場合もあります。たとえば、ちょっとお高い人気の「カラー」のシリーズがありまして、それは質感も良く、発色もきれいですが、ガク(花びらに見えるところ)の部分の触感は薄い発砲スチロールのようです。またたとえば、細くてクネクネした、とても使いやすく表現しやすい蔓などは、ワイヤーに紙を幾重にも巻き付けて固めたものだったりします。なので、素材が何だから価値がないとか、安っぽいとか、まったく言えないのです。

私が残念に思うのは、「シルクフラワー」がなにやらアートフラワーの中でもランク上のように思っていらっしゃる方がいることです。アートフラワーで「シルク」が素材なわけがなく。いわゆる「シルクタッチ」のことです。どちらかというと私が感じるには「ペラペラ薄い」です。昭和の時代から「シルク」と名付けるとちょっと高級な感じがするからお名前拝借、といったところでしょうか。セーターでいうところの「カシミアタッチ(全くカシミア含まれていないのに!)」みたいなものでしょう。ちなみに、繭で作られた「繭の花」というのはあります。

現在はより質感良く・発色よく・リアルなアートフラワーを「アーティフィシャルフラワー」と区別して呼ぶような業界の風潮があります。B・C・FLOWERは以前からずっとそういった、より質感良く・発色が優しく自然に近く、それでいてリアルなものを選んで使ってきました。なんといってもBeautiful でComfortable なFlower ですから。見て美しく飾って誇らしくお手入れ簡単な花を提供するのが当店B・C・FLOWERの役目です。